英日翻訳とは

英日翻訳とは

 

英日翻訳とは、英文を和文に翻訳することです。
逆に日英翻訳は、和文を英文に翻訳します。

 

翻訳といっても、英語と日本語が単純に一対一になっているわけではありません。
英語と日本語は、言語を使っている国の文化や生活習慣、歴史が大きく影響しているからです。

 

たとえば魚を多く食べる日本は、同じ魚でも成長につれて名前が変わります。
ブリの場合は、ワカシ→イナダ→ハマチ→ブリというように変わっていきます。
しかし、ブリやハマチを英語でいうとyellowtailやamberjackです。細かく分ける必要が無いので、まとめて表現します。

 

ブリの子供であるハマチを無理やり直訳しようとすると、young yellowtailになりますが、わざわざyoungを付ける必要はありません。

 

当然、文法も違います。

たとえば主語。日本語は主語を省略することが多いですが、元々日本語には主語が無かったのです。

 

偉い学者の先生方が、国文法を英文法へ強引に近づけたため、主語という概念が生まれました。
「〇〇+は」と「〇〇+が」はどちらも主語を表しますが、「〇〇+は」は主題、「〇〇+が」は主格を意味します。いろんな解釈の仕方があって、複雑ですよね。国文法を英文法に近づけた弊害です。

 

 

 

英日翻訳の難しさ|英語と日本語の文法上の違い

英日翻訳の難しさ

 

説明したように、英日翻訳は文化や生活習慣だけでなく、言語として文法も異なるので簡単ではありません。
英文法にあって国文法に無いものを、思いつくままに挙げると以下のようになります。

 

冠詞が無い

不定冠詞“a car”を「車が」、定冠詞“the car”を「車は」と訳すと言っている人がいますが、かなり例外があり、ちょっと無理があります。

 

 

未来形や過去形が無い

未来形はありません。日本語で未来を表現したい場合は、未来を表す言葉を補う必要があります。過去形については、「〇〇した」のように日本語にも相当する形が存在しますが、日本語の場合は、過去のことを現在形で表現できます。つまり英語の過去形と日本語の過去形は、ニュアンスが違います。似ていますが、イコールではありません。

 

 

語順が違う

語順は英語だけでなく、日本語にもあります。英語は長い修飾語句ほど後に配置しますが、日本語は長い修飾語句ほど前に配置します。

日本語の語順を間違うと、係り受けがはっきりしなくなるので誤読の原因となります。

 

 

動詞の位置が違う

英語は、原則として主語の直後に配置するが、日本語は文章の最後に配置します。修飾語句や文章構成も同じですが、英語は大事なことを最初に伝える文化があります。

 

他にもありますが、キリが無いため、これぐらいにしておきましょう。
ここまで文法が違うと、単純に単語を置き換えるだけでは、正しい言葉になりません。正確に訳そうとすればするほど、読みにくいおかしな言葉になる恐れがあるのです。
読みやすさを重視するか、正確性を採るかは、昔から翻訳家を悩ませてきた課題です。

 

この辺が英日翻訳の難しさではないでしょうか。

 

 

 

英日翻訳の方が簡単です

英日翻訳の方が簡単

 

日英翻訳より英日翻訳の方が難易度が低くなります。日本語は以心伝心の文化があるため、省略することが多いです。主語や接続詞など分かりきったことは省略した方が美しいと言われていますし、実際にそうです。

 

複雑な表現から簡潔な表現に変換する英日翻訳は、省略すれば良いので何とかなります。しかし、逆の日英翻訳になると、言葉を補わないといけないから難しくなります。
下手をすると、言葉の意味が変わってしまいます。

 

だから機械翻訳でも日英翻訳より英日翻訳の方が精度が高いのです。

 

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まとめ:英日翻訳とは

英日翻訳について書きました。
英日翻訳は、英語を日本語に変換する作業です。

 

英語と日本語は、言語を使用している国の文化や生活習慣の影響を受けるため、かなり違います。単純に言葉を置き換えるだけでは済みません。ここが翻訳の難しさです。

 

しかし、英日翻訳は、日英翻訳と比べると簡単です。英語は日本語のように省略しないからです。
機械翻訳でも英日翻訳の方が精度が高くなります。


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